2011年9月18日日曜日

オーバーホール

先日フロントフォークを分解しましたが、このまま全部分解してやろうと思いました。
丁度一年前にワイヤー交換をしたのでそろそろと換えなければと思っていたので丁度良かったです。
ばらすのはいいけど、自分でワイヤーを換えるのは初めてなので心配です。
とりあえず解体の状態を。

自慢の愛車、KLEIN Q-ELITE V white
2008年の春に買ったから2007年モデル?
3年間3万キロ以上走りましたが劣化の気配はまるでありません。


遠目だと見えにくいですが近くで見てもこの輝き。



今は無きKLEINですが、当時評判の塗装技術は伊達じゃありません。無くなってしまったのがほんとにおしい。
次に乗りたいバイクがなくって困ってます。

しかし近くで見るとパーツの隙間には汚れがたくさん。これを除くべく解体を。

まずはワイヤーの切断から。
ワイヤー切断はワイヤーカッター。


MCCのワイヤカッター
ホームセンターで2000円ちょいでした。
年に何度も使わない物に2000円は躊躇しましたが、ニッパーでは代用効かず購入。
でも買って正解、ワイヤーより、ワイヤーアウターが見た目以上に頑丈で、これくらいないと切れません。

ほとんどの部品は六角レンチで外れます。
クランクとBBだけは専用の工具が必要。
自分はParkToolのBBT-9を使ってます。
この左の部分で左クランクのキャップを外せます。
BBも外せるので一石二鳥でお勧めです。キャップ外しは力が入り辛く心許ないですが、そう頻繁に作業する事もないので許容範囲内です。
クランクやBBは規格がいろいろあるので注意しましょう。
エイ、ヤーで買ったので合うかどうか心配だった。
Hollowtech II ホローテック2という規格のようで。
最近のシマノは全部この規格のようです。

クランクの外し方を説明。
105 5600 アルテグラ6750しか見たことありませんが、最近のシマノは全部同じはずです。

  • 左クランクのネジ2本を緩めます。外す必要はありません。
  • 黒色のキャップを外す(専用工具)、これは軽く外れるはず。反時計回りで外れます。付ける時もほどほどに。
  • 説明し難いですが、下の矢印の部分。外すのではなく、くいっと持ち上がればOKです。小さなマイナスドライバーがあればベストです。














この状態で左クランクが外れます。
右クランクはシャフトと一体になっているので、そのままクランクがガバッと外れます。
抜けない場合は樹脂ハンマーのような物で叩いてやりましょう。

RD-6700
リアディレーラーは左の部分に5mmのレンチで。


2枚のプーリーは外してゴシゴシ。この2枚は場所が決まっているので入れ違わないように注意。
調整ネジは完全に外してしまってゴシゴシ。分解はこの程度しか出来ませんでした。






FD-5700
フロントディレーラーはバンド式と直付式と2種類あるようですが、自分のはどっちなんだろう。
このバンドがFD-5700の持ち物なのか、バイクの持ち物なのか分かりません。ショップで付けてもらったので。


こちらも調整ネジを外してゴシゴシ。分解はここまで。





BR-5600
後輪のワイヤーを止める部分が錆びついてしまって外すのに苦労しました。
写真の状態でもかなりヤスリで削ってます。
押さえ板と止めボルトは部品売りしていて、210円で買えました。
写真の部分は本体とくっついているので換えるならば全部交換のようです。

こちらも分解はここまで。特殊なレンチがあれば出来そうです。


BB-? 名前が書いてませんでした。(初期のまま)

回す方向が左右違うので注意しましょう。BBに刻印されています。
ついでに新しい物に交換。値段はどのランクも変わらないのでデュラエース BB-7900にしました。
締め付けトルクは50N?とどこかで見たのでそれを信用した。
50Nは上の工具を使って、ちゃんとした力の入る体勢で、力一杯はちょっと強すぎるといった感じです。(なんと適当な説明、しかも測定した訳ではない 汗)

シフトレバーは写真にとっていませんが、全く分解なしです。
すべてのパーツが外れたら念願の大洗車、パーツが邪魔をしていた所もゴシゴシ出来るので気持ちいい~。
しつこい汚れはアルコールやらパーツクリーナーで丁寧に。

続いてワックスがけ。ワックスは「この輝き、宇宙的。」というなんとも怪しいキャッチフレーズのシュアラスターのクリスタルシールドを使っていました(本来は自動車用)。
上の車体はこれを数ヶ月前に使った状態の写真です。

ワックスはこれしか使った事ないので比較した訳でないですが、ワックスとしてはとても良いです。
自然に光って、車体本来の持っている素材を引き出す感じに見えます。3000円程しますが、自転車で使えばなかなか減りません。
ただ、専用のスポンジとタオルがあるのですが、自転車に使うには不向きです。フレーム面積とスポンジが合っていないのと、油で専用タオルがどうしても汚れてしまう。
普通のウエスでも良さそうですが、せっかく付属で付いているのにもったいない気がします。




という訳で、そのような心配のない物を選びました。
クレ工業のLOOX
ホームセンターのワックスコーナーのモニターで宣伝していました。1000円程で買えました。
なんでもこれ一本ですべてOK!汚れ落としまで出来ちゃう!

実際綺麗に洗ったつもりの所も、これをかけて拭き拭きすると、ウエスに黒い汚れが付きました。落ちなかった汚れもこれで取れたのでしょうか。上のパーツの写真はこれで磨きました。


続いて車体もこのLOOXで丁寧に磨く。
感想は、ちょっと塗ってる感があるのが一見ですかね。スプレーは透明なので、実際は白色を塗ってる訳じゃないのですが、なんか以前使っていた物より自然さがないかなと思いました。
まぁ塗った直後の感覚ですし、外に出るとまた違うんでしょうが。
(実際使用して数日後は輝いてるなぁって見えたので満足です。)


これが磨いた直後。

いやはや新品同然ですな。












さてさて、解体、清掃は終了。
これで丸一日作業です。もう掃除だけでエネルギー使い果たしてしまった・・・
続きは後日。

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